今月の誕生石

4月の誕生石

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4月の誕生石は?

4月の誕生石はダイヤモンドです。
誕生石の意味は清浄、無垢。
エメラルド、ルビー、サファイアと並んで、世界の四大宝石に数えられています。
「永遠の絆」「純潔」「不変」といった意味も持っていて、婚約指輪として贈られることが多いように、永遠の愛の象徴とされています。

ダイヤモンドについて

ダイヤモンド
和名:金剛石(こんごうせき)
ダイヤモンドという名前は、ギリシャ語で「征服されざる」、または「無敵の」という意味の「アダマス(adamas)」という言葉が由来とされています。
日本の和名では、ダイヤモンドを「金剛石」と呼びます。「金属の中で最も硬いもの」という意味を表すサンスクリット語の「バサラ(vajra)」から来ています。
ダイヤモンドといえば、その圧倒的な輝きが特徴。非常に高い光の屈折率を持つ鉱物です。

地球上で最も硬い鉱物

地球上で最も硬いダイヤモンドは、炭素のみでできている元素鉱物です。
炭素原子が非常に均質に規則正しく配列している結果として、八面体や立方体の綺麗な結晶の形で産出されます。
ダイヤモンドは透明で輝いている印象がありますが、原石は透明、半透明、不透明とさまざまです。
同じく色合いも無色から黒までさまざま。黄色や褐色のものが多いですが、ピンク、紫、緑、黄緑、橙などを帯びるものもあります。価値としては無色が有色より上ですが、ピンクやブルーは別格の扱い。さらに、赤色や緑色が希少だと言われていますが、実際には橙の方が稀で価値が高いとされています。
世界最大のダイヤモンドの原石は、1905年に南アフリカのプレミア鉱山で発見された「カリナン」で、621グラム(3106カラット)あり、「グレートスターオブアフリカ」と命名されました。

ダイヤモンドは4つのCで見極める

ダイヤモンドのグレードを評価する4Cとは、
Carat(重さ。1カラットは0.2グラム)
Color(色。無色を最高級としてDからZまで23段階に分類)
Clarity(透明度。傷や内包物の大きさ・位置・数などで11段階に分類)
Cut(研磨。カットの形と仕上げを評価の対象として5段階にランク付け)
の4つの指標です。
最大限に輝かせるために複雑なカットが考案されました。

DATA
化学組成C(原子番号6)
無色(黄、灰、ピンク、黒など)
光沢ダイヤモンド〜脂肪
結晶系立方
劈開四方向に完全
条痕色無色
硬度10
比重3.5

ダイヤモンドの伝説

マリリン・モンローの「ダイヤは女の最良の友」、シャーリー・バッシーの「ダイヤモンドは永遠に」など歌の中でも讃えられ、最も有名な宝石としてダイヤモンドは今もなお注目を集め続けています。

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